木曜日は地域の子供たちの検診に行ってきました。他地域の先生方にもお手伝いしていただき感謝申し上げます。
ところで!この度の検診ですが、残念なことに最近削られすぎている子供たちが沢山いました。なぜ?こんなにも多くを安易に削ってしますのか?なぜ?こんなにも同じ場所ばかり削るのか?非常に可愛そうですし、まったく困りました!
このままでは将来必ず子供たちの身体を蝕み、地域社会を将来支えていく子供達に不安ばかりだと感じました。特に生えてきたばかりの永久歯を削ると長くて大体、50年しか持たないことが分かっています。
永久歯は一度削ると元には絶対に戻らないため、簡単に黒い=虫歯と簡単に決め削ると年月が経って痛い目にあいます!虫歯は診断と経験値が絶対に大切になってきます。黒=虫歯×ではなく黒=診断〇です!!
子供たちの将来を考えることなくすぐに削る。これでは、歯壊者になりますね。
これこそが木を診る診療であり森を診る診療になっていません。先の将来まで見据え治療をする事こそ、真実の治療ですし本物と言えるのではないでしょうか?残念ながらそのような事が地域で出来ていません。
非常に残念でした。
現在歯を削る行為=将来抜く、これが悪いサイクルで何年か後に必ず起こります!これでは将来の地域医療崩壊になります。大変困りました。地域で何とかご理解していただかないといけません。
歯医者は虫歯を虫歯を削るだけでなく、虫歯になった原因を調べて指導を行うこれが本当に歯科医の姿ではないでしょうか?(根本療法)
日本では対処療法で削る、抜く、被せるしかせず将来に全身的な疾患にも繋がることを私達が、しっかり勉強をして理解してもらう努力が必要なのではないでしょうか?
今は非常に残念な考え方が広まっており、資源の乏しい日本では仕方ないのでしょうか?残念な考え方でしょう。(みさかいなく削る=収入を得る?)
坂町からより良い健康ステージに向かえば良いのですが・・・この度の検診では多くを学ばせていただき、まだまだ努力が足りないことを実感し感謝し前進いたします!!
応援よろしくお願いいたします。
クボ歯科クリニック